
「雇用統計の夜は寝られないって本当?」「みんながドキドキする指標って、実はあまり大事じゃないってこと?」——今週の金曜日(9月4日)、米国の雇用統計が発表されました。ビットコインは8万ドルに手が届くかどうか、という大事な場面で、世界中の投資家がこの数字を注視していたんです。でも、ここでちょっと意外な話があります。実は雇用統計は、ビットコインの価格をあまり動かしてこなかった——そんなデータ分析が、CoinDesk日本版(9月4日配信)で紹介されました(「6年分のビットコインデータを検証したところ、雇用統計は大きな価格変動要因ではなかった」)。今日は日曜日。市場がお休みのこの機会に、「雇用統計って本当に怖いの?」という素朴なギモンを、ゆっくり解きほぐしていきます。
本記事で分かること
- 6年分のデータが教えてくれる「雇用統計とビットコインの本当の関係」
- それでも注目すべき人・注目しなくていい人の見分け方
- 来週(9月7日週)の備え方——慌てないためのチェックリスト

6年分のデータが教えてくれたこと——雇用統計の夜、ビットコインは「ほとんど動かない」

まず、 CoinDesk日本版が9月4日に紹介したデータ分析から。2020年1月からの約6年間について、雇用統計(NFP)が発表された日のビットコインの値動きを調べたら、平均の変動率はわずか2.1%だったというんです(CoinDesk日本版・9月4日配信の記事)。
2.1%ってどれくらい?と思うかもしれません。ビットコインはもともと値動きが激しい資産で、何もない日でも2%前後動くことは珍しくない。つまり「雇用統計の日は特別荒れる」というより、「いつもの値動きの範囲内に収まることが多かった」ということ。6年間もデータを溜めて確認すると、意外と驚くべき結果ですね。
じゃあ、なぜみんな騒ぐの?
理由は2つあります。1つ目は「金利の先行きを占う材料」だから。雇用が強すぎると「金利を上げるかも」と思われて、ビットコインのようなリスク資産は売られやすくなる。逆に弱すぎると「景気が悪いのかも」と心配される。どちらに転んでも話題になるので、メディアは大きく扱うんです。
2つ目は「過去に何度か大きな動きがあった」から。例えば、雇用統計が予想外に悪かったときにビットコインが一気に上昇した、というような例も報じられています。平均すれば2.1%でも、「外れた日」は大きく動く。プロはその瞬間を狙っているわけです。
初心者はどう受け止めればいい?
ずばり、夜中の発表を生で見守る必要はない、というのがこのデータからの教訓です。雇用統計は日本時間の夜9時半に発表されるので、起きて見ている人も多いのですが、6年分の平均で言えば「見ても見なくても大差ない」レベルの影響しかないことが分かっています。
正直、雇用統計の夜は毎回不安でした。夫が「今夜は大事な指標だぞ」って言うから、寝る前にアプリを開いてドキドキして…。でも平均2.1%って聞いて、ちょっと肩の力が抜けました。それなら朝起きてから確認すればいいんですね。夜更かしの方が体に悪いって、ようやく気づきました。
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それでも「見るべき人」はいる——見分け方の目安
「じゃあ完全に無視していいの?」というと、そうでもありません。雇用統計の影響は、持ちているものと、取引のスタイルで変わります。
| あなたのスタイル | 雇用統計の見方 | 理由 |
|---|---|---|
| 長期で積立中 | 見なくてOK | 1日の2%の動きは積立にはほぼ影響しない |
| 数週間のスイング取引 | 朝ニュースで結果を確認 | 方向のヒントにはなるが、夜見る必要はない |
| レバレッジのかかった短期取引 | 要注意(見るというより避ける) | 発表直後の急変動でロスカットされるリスク |
特に最後の行は大事です。レバレッジ(てこの原理で取引の規模を大きくする仕組み)をきいている短期取引をしている人は、「雇用統計の夜は慌ててポジションを取る」ではなく「あえてポジションを縮小する・外す」という選択が合理的であることが多い。発表直後の一瞬の急変動で、自分の意思と関係なくロスカット(強制決済)されては元も子もないからです。
金ちゃん流のまとめ:雇用統計は「怖い夜」じゃなくて「情報が増える夜」。長期・積立派はスルー、スイング派は朝のニュースで十分、レバレッジ派は近づかない——これがデータに基づいた付き合い方です。
来週(9月7日週)の備え方——慌てないための3つのチェックポイント
最後に、来週に向けての備えを3つだけ。9月は歴史的に値動きが荒くなりやすい「9月効果」の季節でもあるので、「慌てない準備」をしておきましょう。
- 指標カレンダーに印をつける:来週も米国の経済指標がいくつか出ます。みんかぶFXの経済指標カレンダー(こちら)で重要度★★★★以上のものだけチェック。全部は追わなくて大丈夫です。
- 「もし半分になったらどうする?」を先に決めておく:9月は荒れやすい月。ポジションの量は「眠れる量」にしておくのが鉄則です。夜眠れない量を持っているなら、それは持すぎ。
- 夜中の生配信・SNSの扇動に乗らない:雇用統計の夜はSNSも盛り上がりますが、このデータが示すとおり、実際の値動きは地味なことが多い。深夜の「〇〇ドルいくぞ!」という声に釣られて飛びつくのが一番危険です。
今週も毎日チェックしていきます。次は月曜日の東京市場から。お休みの今日は、ぜひ肩の力を抜いて過ごしてくださいね。
重要な投資リスク警告
本記事は情報提供を目的としており、特定の仮想通貨の購入や投資を推奨するものではありません。
仮想通貨は価格変動が大きく、元本割れのリスクもあります。投資判断は自己責任で行ってください。
必ず信頼できる情報源を元にし、自分自身で十分なリサーチを行いましょう。
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