2025年10月8日歴史がまたひとつ塗り替えられました。金(ゴールド)の価格が、史上初めて1オンス=4,000ドル(約60万円)を突破。これは単なる数字のニュースではありません。世界中の「お金の常識」が静かに崩れ始めている──その象徴です。いま世界では、アメリカの政府閉鎖、金利引き下げ、そして“ドル離れ”の動きが同時に進行中。つまり、紙の通貨より“本物の価値”を持つ資産に人々が逃げ始めているのです。そしてこの動きが「株」や「ビットコイン」にどんな影響を与えるのかを、初心者にも分かる言葉でやさしく整理します。是非最後まで読んで家族を守るための知恵をGETしてください🤝

本記事で分かること
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なぜ今、金が過去最高値を更新したのか
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この動きが「株」や「ビットコイン」にどんな影響を与えるのか
- 金は今から買っても遅くないのか?
なぜ今、金が爆上がりしているのか?
金の現物価格(スポット)は水曜の取引で4,001.11ドルを突破。
わずか2年前の2,000ドルからたった2年で2倍になりました。
Bloombergのデータによると、このリターンは今世紀に入ってからのS&P500(アメリカ株)を超える伸びです。
しかもこの上昇スピードは、今世紀に入って以降の株式市場のリターンを凌駕しています。
つまり「株より金の方が儲かっている時代」が来ているのです。
【祝】ゴールドがついに4000ドルを突破‼️
完全にバブルです。
それに対して日本円が史上最高のゴミへ🗑️🇯🇵どうなる?JAPAN🫣ˎˊ˗ pic.twitter.com/LJcnEriA8X
— 🇺🇸暗号資産女子の金ちゃん🗽 (@kimchan_btc) October 8, 2025
金(ゴールド)急騰の真実:1970年代を超える“持続的上昇”が始まっている
金価格が2年間で約2倍(+100%)と、歴史的な急騰は、「過去最大級の上昇スピード」ですが、実は1970年代の“黄金時代”の記録にはまだ届いていません。
それでも今回の上昇は、持続性と安定性において史上最高レベルといえる動きです。
これは、過去50年以上の金市場の中で、史上2位のスピードです。
順位 | 期間 | 上昇率 | 詳細 |
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🏆 1位 | 1978-1980 | 325% | $200 → $850(2年2ヶ月) |
🥈 2位 | 2023-2025 | 100% | 現在の急騰 |
🥉 3位 | 1971-1973 | 85% | $35 → $65(2年) |
4位 | 2008-2011 | 75% | $800 → $1,400(2年) |
👉:合わせて読みたい【相場分析】金とビットコインが同時に最高値──“リスクと安全”が一緒に買われる異常相場
1970年代の「ゴールドラッシュ」とは?
いま金が注目される理由を理解するには、過去最大の上昇期──1970年代の大相場を振り返る必要があります🔍
基本データ(1971〜1980年)
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期間:9年間
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価格:$35 → $850
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上昇率:+2,328%(約24倍)
この時期は、まさに金の歴史を変えた10年でした。
中でも特筆すべきは、1978〜1980年の“最速上昇期”です。
最速上昇期(1978〜1980年)
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期間:2年2ヶ月
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価格:$200 → $850
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上昇率:+325%(4.25倍)

なぜ1970年代に金が暴騰したのか?
背景には、世界経済を揺るがす歴史的な出来事がありました。
主な要因
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ニクソンショック(金本位制の崩壊)
→ ドルと金の交換が停止され、金の価格が自由化。
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オイルショック(原油高)
→ 世界的な物価上昇(インフレ)を引き起こす。
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インフレ率20%超
→ 通貨価値が急落し、「金」への信頼が高まる。
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冷戦の激化
→ 政治・軍事リスクの高まりで、金が“安全資産”として買われた。
背景①:アメリカの“機能停止”が世界に波紋を広げている
いま米国では政府閉鎖(シャットダウン)が起きています。
議会が予算を通せず、一部の行政機関がストップ。
郵便・統計発表・国立公園など、日常的な政府サービスまで停止し、
経済活動が一時的に麻痺しています。
メモ
政府が止まる=国の信用が揺らぐ。

背景②:FRBが利下げモードに転換
アメリカの中央銀行「FRB」は、ついに金融緩和サイクルに入りました。
金は「利息がつかない資産」なので、
金利が下がると、相対的に魅力が上がります。
金を裏付けとしたETF(上場投資信託)への資金流入は過去3年で最大。
- 「利下げ=金の追い風」

背景③:AIブームと株式バブルへの“静かな不安”
Saxo Marketsのチーフ戦略家チャル・チャナナ氏は語ります。
金の上昇は“恐怖”ではなく“資産の再配置”です。経済データが止まり、利下げが見える中、実質金利が低下し、AI株の高騰が続いている。中央銀行が土台を作り、今はETFと個人が上昇を支えている。
つまり、AI関連株の熱狂の裏で、
リスクを察知した投資家たちが“金”へ逃げ始めているということ。
株で稼ぐ人、金で守る人。この“静かな分岐点”がいま訪れています。
歴史が証明する「危機のたびに金は跳ねる」
金の大きな上昇は、いつも世界が混乱している時期に訪れています。
時期 | 背景 | 価格の節目 |
---|---|---|
2008年 | リーマンショック | 1,000ドル突破 |
2020年 | コロナ禍 | 2,000ドル突破 |
2023年 | 米中貿易摩擦 | 3,000ドル突破 |
2025年 | FRBへの政治圧力&政府閉鎖←現在 | 4,000ドル突破 |
“恐怖”が増えるほど、“信頼できる現物”にお金が集まる。それが「金」の宿命です。
背景④:中央銀行が“買い手”に回った
いま世界の中央銀行は、猛烈なペースで金を買っています。
2008年のリーマンショック以降、「ドル離れ」を意識した国々が金を外貨準備に組み込み始めました。
2022年、アメリカがロシアの外貨準備を凍結したことで、他国の中央銀行が危機感を覚えたのです。
30才女性
正直、ドルも株も信用できなくなってきた。結局“本物の価値”を持つものって金しかないんじゃないかと思って、少しずつ買い始めました。
ゴールドマン・サックスのアナリスト、リナ・トーマス氏はこう語ります。
「中央銀行の金購入は一時的ではなく構造的。この流れは今後3年以上続くだろう。」
背景⑤:トランプの“FRB圧力”が市場の不安を煽る
ドナルド・トランプ大統領はFRB(アメリカの中央銀行)に対して政策介入を強め、
パウエル議長への「脅し」や理事リサ・クックの解任要求まで公にしています。
これにより、「FRBの独立性」が過去最大の危機に陥っているのです。
マッコーリー銀行の分析では:「FRBの独立性が最も疑われる局面で、金価格はサイクルの頂点を迎える。」とも考えられています✍️
マッコーリー銀行のアナリストたちは次のように分析します
「金価格は、FRBの独立性への懸念が最も高まるとき、サイクル上のピークを迎えるだろう。もしFRBが政治的圧力に屈し、政策ミスを犯せば、金の上昇はさらに強まる。」
金は“恐怖の資産”から“再配置の資産”へ
GSFMの投資顧問スティーブン・ミラー氏はこう断言します。
「金の価値は“分散投資”にある。この流れは始まったばかりで、来年半ばまでに4,500ドルに達する可能性がある。」
これは単なる投機ではなく、
「お金の居場所」が変わる時代の始まりです。
シタデルのケン・グリフィン氏:「ドル離れと金への資金流入は“懸念すべき兆候”」
2025年10月8日、米大手ヘッジファンド「シタデル(Citadel)」の創業者ケン・グリフィン氏は、
投資家たちが金を「ドルより安全な資産」と見なし始めている現状について、「非常に懸念している」と語った。
ドルからの資産逃避が進み、人々が“脱ドル化”や“米国リスク回避”のために
ポートフォリオを調整している。これは大きな変化だ。
と警鐘を鳴らした。
米政府の閉鎖が続き、さらなる利下げ観測が広がる中、金価格は月曜日に史上最高値を更新。その後も2日連続して8日(水)に4000ドルを突破。
今年は「通貨価値の希薄化(デベースメント・トレード)」と呼ばれる動きの中で、投資資金が金・銀・ビットコインなどの“実物資産”に集中している。
グリフィン氏はさらに、
いまのアメリカはまるで不況時のような財政・金融刺激を続けており、
市場は一時的な“砂糖ハイ”のような状態だ。
と述べ、行き過ぎた楽観ムードに警戒を促した。
10年前から毎月コツコツ、金の積立てを続けてきました。当時は1オンスが1,200ドル前後で、“地味な資産”としか見られていませんでしたが、今や4,000ドルを超えるなんて正直、信じられません。長期的には、金はまだまだ上がると思っています。世界的な通貨不安や、各国の中央銀行の買い増しが続いている限り、価値はさらに高まるはずです。ただ最近、『金ショップで売り切れ』なんてニュースを目にするようになって……。正直、ちょっと加熱しすぎかなとも感じています。だから先週、これまでの保有分のうち半分ほどを売却しました。利益を確定しつつ、残りは“保険”として長期で持ち続けます。
現在のゴールド市場の注目データ:1970年代以来の「金ラリー」
今の金相場の勢いは、1970年代のインフレ期に匹敵します。
当時は金本位制が終わり、リチャード・ニクソン大統領が
FRBに利下げ圧力をかけ、結果的に15倍の上昇を生みました。
中央銀行が政治的に動くと、「インフレは止まらず、金が上がる」という規則性パターンが、歴史的にも繰り返されています。
指標 | 内容 |
---|---|
現在価格 | 1オンス=4,000ドル |
年初来上昇率 | 約+50% |
ETF流入 | 3年ぶり最高 |
中銀保有量 | 1970年代以来の高水準 |
次の目標価格(予測) | 4,500ドル前後 |
ライトスパークのCEO、デビッド・マーカス氏は、ビットコインは金と比べて著しく過小評価されていると述べ、この通貨は「マネーのインターネット」だと述べている。

まとめ
実は、ブログでは書けないようなリアルタイム相場の裏側や海外ニュースの翻訳・現場トレンドを、金ちゃんの各SNSで毎日発信しています✨
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最新チャート分析や緊急ニュース速報を誰よりも早くキャッチできるのでフォローがまだの方は急いでください💨
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