アジア中心のステーブルコイン記事(👉SBI×Ripple「RLUSD」発表記事はこちら)を書きましたが、さらに衝撃的な事実が判明しました。なんと中南米が世界の非USDステーブルコイン取引量の55%を占有し、米ドル以外の通貨(ブラジルレアル、シンガポールドルなど)に連動する23種類もの非USDステーブルコインが週2万件以上の活発な取引を記録していることが複数の調査で明らかに。これまで「アメリカ一極集中」と思われていたステーブルコイン市場で、地政学的な大変動が始まっています。

本記事で分かること
- 中南米55%シェアの衝撃的事実と背景
- 非USDステーブルコイン23種類の急成長データ
- アメリカ vs アジア vs 中南米の三つ巴戦争
衝撃の事実:中南米が55%シェアを握る「隠れた巨大市場」
以前記事では、日本のSBI×Ripple のRLUSD 2026年導入発表と韓国4大銀行のテザー・サークルとの協議開始という、アジア市場での大きな動きを詳しく解説しました。しかし、アジアの躍進が注目される一方で、もっと劇的な変化が他の地域で同時進行していたことが判明したのです。
👉:合わせて読みたい【ニュース解説】SBI×Ripple「RLUSD」発表!アジアステーブルコイン市場の覇権争い
非USDステーブルコインの爆発的成長
これまで米ドル連動が主流だったステーブルコイン市場で、ブラジルレアルやシンガポールドルなど現地通貨に連動する23種類もの新しいタイプが週2万件以上の活発な取引を記録しています。
ステーブルコインとは?
2025年前半のデータ分析により、驚愕の事実が明らかになりました:
重要指標 | 数値 | 前年同期比 |
---|---|---|
非USDステーブルコイン種類 | 23種類 | 新規参入続々 |
週間平均取引件数 | 20,000件以上 | ピーク時60,000件 |
中南米の市場シェア | 55% | 東南アジア・アフリカ合計を上回る |
🇧🇷 ブラジル単独シェア | 約40% | 地域の中心的存在 |
データソース: Yellow.com(ブロックチェーン分析)、BeInCrypto

Polygonが支える技術インフラ
この非USDステーブルコイン市場の急成長を支えているのが Polygonブロックチェーンです:
- 70%の取引がPolygon上で実行
- 週4,000以上のアクティブアドレスを維持
- 低コスト・高速処理が地域通貨ステーブルコインに最適
- Base、BNB Chain、Ethereumを大きく引き離す
👉:合わせて読みたい【仮想通貨】Polygon(ポリゴン)とは?初心者向けに特徴と2025年の展望を徹底解説
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ブラジル単騎駆け:世界初XRP ETF承認と実用化への道
世界初の快挙と戦略的意図
🇧🇷 2025年2月19日、ブラジル証券取引委員会(CVM)が世界初となる XRP 現物ETFを承認し、暗号資産業界に衝撃を与えました。
項目 | 詳細 |
---|---|
ETF名称 | Hashdex Nasdaq XRP Index Fund |
承認日 | 2025年2月19日 |
取引開始 | 2025年4月25日(B3取引所) |
運用会社 | Hashdex |
意義 | 米国に先駆けた世界初のXRP ETF |
👉:合わせて読みたい【仮想通貨】リップル(XRP)の今後とSEC裁判後の影響|ステーブルコインとの競争に勝てるか?
ブラジルレアル建てステーブルコインの躍進
さらに注目すべきは、ブラジルレアル(BRL)建てステーブルコインの驚異的成長です:
2025年7月の実績:
- ブラジルレアル建て取引量:9億600万ドル(2024年年間総額9億1000万ドルにほぼ匹敵)
- メキシコペソ建て時価総額:約3,400万ドル(前年同期比638倍の成長)
- 実用化進展:投機目的から決済・送金手段への転換
主要なBRL建てステーブルコイン:
- BBRL:Braza Group発行(XRP Ledger)
- BRLA:A Digital発行(複数チェーン対応)
- BRZ:従来からの主力プレイヤー
BRICS戦略としての位置づけ
🇧🇷 ブラジルの動きは、新興国における米ドル以外の通貨建て金融商品への関心の高まりを示している可能性があります。
BRICS戦略とは?

地域別戦略比較:三つ巴の覇権争い
アメリカ:規制主導で既存優位性維持
🇺🇸 米国の戦略
USDT・
USDCによる圧倒的市場支配(約90%シェア)
- 厳格な規制による品質・信頼性の確保
- ドル基軸通貨制度の維持・強化
- 機関投資家向け高品質商品への特化
👉:合わせて読みたい【仮想通貨】2025年注目のステーブルコイン徹底解説|仕組み・メリット・主要銘柄まとめ
アジア:技術革新と規制整備の両輪
🏳️ アジアの戦略
- 🇯🇵 日本:電子決済手段等取引業者制度による先進的規制
- 🇰🇷 韓国:4大銀行がステーブルコイン事業者との協議を開始(報道ベース)
- 🇭🇰 香港:国際金融ハブとしての包括的規制モデル
- 🇸🇬 シンガポール:フィンテック先進国としての慎重なアプローチ
中南米:実用性重視の急速普及
🌎 中南米の戦略
・実需重視:投機より決済・送金での実用化
・地域通貨連動:ドル依存からの脱却
・低コストインフラ: Polygon等での効率的運用
・規制柔軟性:イノベーション促進環境
地域別戦略をまとめると
地域 | 強み | 課題 | 2026年予測 |
---|---|---|---|
🇺🇸 アメリカ | 既存シェア・規制品質 | 革新性の欠如 | 安定的地位維持 |
🏳️ アジア | 技術革新・規制先進性 | 市場統合の複雑さ | 機関投資家市場で躍進 |
🌎 中南米 | 実用性・成長性 | 規制不透明性 | 実需市場でリーダーシップ |

2025年後半〜2026年の展望:地政学的投資機会
重要なマイルストーン
2025年後半:
- 🇺🇸 米国XRP ETF承認:ブラジルに続く可能性(確率83%、Polymarket)
- 🇰🇷 韓国ウォン建てステーブルコイン:4大銀行による本格展開
2026年:
- 🇯🇵 日本RLUSD導入(Q1予定)
- 🇭🇰 香港ライセンス:40社超の本格参入
- 🇧🇷 ブラジルBBRL:市場シェア30%目標(Braza Group)
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【ニュース解説】SBI×Ripple「RLUSD」発表!アジアステーブルコイン市場の覇権争い
2025年8月22日〜23日にかけて発表された一連のニュースが、アジアの仮想通貨(暗号資産)市場に大きな変化をもたらそうとしています。日本のSBI VCトレードがRippleとRLUSD発行で合意し、 ...
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具体的な投資戦略
短期(〜2025年末):
XRP関連銘柄:ETF承認期待での価格上昇
Polygon(MATIC):非USDステーブルコインインフラとして
- 🇧🇷 ブラジル関連企業:現地ステーブルコイン普及の恩恵
中期(2026年〜2027年):
RLUSD:日本市場での機関投資家需要
- 🇰🇷 韓国ウォン建てステーブルコイン:東アジア経済圏での普及
- インフラ系トークン:クロスチェーン技術への投資
長期(2028年〜):
- 地域特化型ステーブルコイン:各地域の経済成長連動
- CBDCとの相互運用:政府・民間協力プロジェクト
- オムニチェーン技術:全世界対応の統合プラットフォーム
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まとめ:多極化するステーブルコイン世界の投資戦略
今回明らかになった最も重要な事実は、ステーブルコイン市場がアメリカ一極集中から急速に多極化していることです。
キーポイント:
- 中南米55%シェア:非USDステーブルコイン市場の主導権
- 実用化の進展:投機から決済・送金での実需へ
- 技術インフラ:Polygonが70%のシェアで支配
- 地政学的変化:BRICS諸国のドル離れ戦略
- 規制整備:各地域で異なるアプローチでの市場育成
投資家への提言:
前回のアジア記事と合わせて読むことで、「グローバル・ステーブルコイン戦争」の全体像が見えてきます。2026年以降は、従来のUSDT・USDC二強時代から、地域特化型ステーブルコインが共存する多極化時代への転換点となるでしょう。
この歴史的転換期を投資機会として活かすためには、地政学的視点と技術的理解の両方が不可欠です!

重要な投資リスク警告
本記事は情報提供を目的としており、特定の仮想通貨の購入や投資を推奨するものではありません。
仮想通貨は価格変動が大きく、元本割れのリスクもあります。投資判断は自己責任で行ってください。
必ず信頼できる情報源を元にし、自分自身で十分なリサーチを行いましょう。
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