
「85,000ドルまで戻ってきた。海外のトレーダーも9万ドルって言ってるし、このまま一気に上がるんじゃない?」
10月最初の取引日を終えて、そう感じた方も多いはずです。
ビットコインは10月1日に一時85,000ドル台まで上がり、日本時間10月2日8時時点で約84,600ドル(前日比+1.3%)。
しかも9月21日に上へ抜けた約82,300ドルの壁を、そこから11日連続で終値が一度も割っていません。8月下旬から9月20日まで、終値では一度も越えられなかった壁です。
フォロワー約95万人の海外トレーダーも「短期的には9万ドル方向」とポストしています。
ただし、ここに落とし穴があります☝️
今夜(10月2日・金曜)21時30分には米雇用統計が出ます。米10年債利回りは5%台、ドル指数はこの1年で一番高い水準。上へ行く準備が整った一方で、金利側の逆風はまだ止んでいません。
だから今回は、私のチャートに引いてある線で「どこを守れば上、どこを割れば警戒」かを整理しつつ、今夜の雇用統計で何を見ればいいかまで解説するので、気になる方は是非最後までお読みください。
本記事で分かること
- 約82,300ドルの壁が「11日連続のサポート」に変わった意味
- 金ちゃんのチャートで見る下値82,300ドル・上値87,500〜90,000ドルのシナリオ
- 今夜21:30の米雇用統計と、5%台の米10年債利回りの見方
8月から越えられなかった「82,300ドルの壁」が、いまはサポートになっている

▲ビットコイン1時間足(TradingView)
まず、今のビットコインがどんな位置にいるのかを数字で確かめておきます。
| 期間(日足終値) | 約82,300ドルとの関係 |
|---|---|
| 8月19日〜9月20日 | 一度も上回れず(最も近づいたのは9月3日の81,272ドル) |
| 9月21日 | 86,603ドルで一気に上抜け |
| 9月21日〜10月1日 | 11日連続で上をキープ(最安は9月28日の83,503ドル) |
※ビットコイン(ドル建て)の日足終値。取得は日本時間10月2日8時。
相場には、何度も跳ね返された価格は、一度上に抜けると今度は下から支える側に回りやすいという性質があります。「壁が床に変わる」と覚えておくと分かりやすいです。
相場用語ではこれをトレンド転換通称「トレ転」とも言ったりするよ!
9月21日の上抜けのあと、ビットコインは83,000〜85,000ドルの狭い範囲でもみ合ってきました。何度か押されても、終値では一度も82,300ドルを割っていない。ここが今回いちばん大事な事実です。
もう一つ見逃せないのが、ドル指数(主要通貨に対するドルの強さ)が10月1日にこの1年で最も高い水準まで上がっていたことです。ドル高は普通ならビットコインの重しになりやすいのに、その日にビットコインは上がりました。
こんな方におすすめ
- 85,000ドルまで戻ったビットコインを買うか迷っている方
- 今夜の雇用統計で相場がどう動くか気になる方
- どの価格を見ておけばいいか、目安を知りたい方
👉:合わせて読みたい昨日の記事:【ビットコイン】8月9月大幅+で終了!|2013年以降初の連続上昇、それでも「10月も上がる」とは言い切れない理由
金ちゃんのチャートで見る分岐点——下値は82,300ドル、上値は87,500〜90,000ドル

▲ビットコイン日足(TradingView)
「82,300ドルの上にいるから、もう心配いらない」と考えるのは、まだ少し早いでしょう📝
上のチャートは、私がふだん見ているビットコインの日足に、自分で線を引いたものです。黄色の横線が約82,300ドル(82,314ドル)、右下に向かう点線は、春から続いてきた下降チャネル(2本の平行な線ではさまれた下向きの通り道)の上限です。
金ちゃんが今見ている価格
① 下値の目安:約82,300ドル(黄色の水平線)。8月下旬から9月20日まで終値で越えられず、9月21日に抜けてからは床になっている線
② 上値の目安:約87,500ドル→約90,000ドル。87,500ドルは年初(2025年12月31日終値)の水準で、9月21日に87,000ドル台まで上ヒゲを伸ばして押し戻された価格帯。90,000ドル(90,071ドル)は、私のチャートでその上に引いてある次の水平線
③ トレンドライン:下降チャネルの上限(点線・今は約72,900ドル)。9月中旬はこの線の近く(9月15日の終値75,613ドル)まで下げてから反発し、9月18日には80,000ドル台へ戻しました
82,300ドルを日足の終値で守り続ければ、もみ合いは「上に行くための休憩」だったことになり、まず年初の約87,500ドル、その先の90,000ドルを試す展開が考えられます。
反対に、終値で82,300ドルを明確に割り込むと、9月21日の上抜けが「だまし」だった可能性が出てきます。その場合は、8月下旬〜9月のもみ合いの中(おおむね75,000〜81,000ドル)へ戻る展開も考えておく必要があります。点線の約72,900ドルは、そのさらに下の、最後の目安です。
82,300ドルの床を守る限りは上目線。次は87,500ドル、その先に90,000ドル。終値で82,300ドルを割ったら、9月のもみ合いに戻る可能性を警戒。
AI革命といわれた今年、上半期はAI株やゴールドのバブルで盛り上がってて暗号資産は暗い相場が続いていたわね…選手交代がそろそろ来た感じかしら??
そう思いたくなりますよね。ここからビットコインの85,000〜87,500ドルの間は、9月21日に上ヒゲで一瞬触れただけで、終値ではほとんど止まっていない価格帯です。動き出すと速い可能性はあります。
ただ、今夜は雇用統計という大きなイベントの前です。床の82,300ドルまでは今の価格から約3%しかありません。発表直後の上下の振れだけで、届いてしまう距離です。
だから私は、ここで一度に全部は買いません。買うとしても何回かに分けて、時間をずらしながら買うドルコスト平均法と決めています。
海外の人気トレーダーも「短期で9万ドル方向」
同じ90,000ドルを見ているのは、私だけではありません。Xでフォロワー約95万人を抱える海外の暗号資産トレーダー、Pentoshi(ペントシ/@Pentosh1)が、10月2日午前2時すぎ(日本時間)にこうポストしています👇
$BTC consolidation almost done and ready for the next move up. Would like to see a move towards 90k in the short term pic.twitter.com/xal3fZ91AF
— 🐧 (@Pentosh1) 2026年10月1日
ビットコインのもみ合い(値幅の狭い横ばい)はほぼ終わりで、次の上昇に向けた準備ができている。短期的には9万ドル方向への動きを見たい。
この見方には私も賛成です。9月21日からの横ばいで82,300ドルの床が固まり、私のチャートでも次の水平線は約90,000ドル。目指す方向は同じです。
ただし、私は途中の約87,500ドル(年初の水準)を一度挟んで見ています。9月21日に87,000ドル台まで上ヒゲを伸ばして押し戻された価格帯なので、ここを終値で越えられるかが、9万ドルへの本当の合図になると考えています。
海外トレーダーの最新の見方はインスタグラムでも発信しています💡
今夜21:30の雇用統計——長期金利は5%台のまま
最初に載せた日足チャートの右端を見ると、9月21日の大陽線のあと、83,000〜85,000ドルで小さなローソク足が並んでいます。10月1日の足は、この横ばいの上の方で引けました。
この横ばいを上下どちらに抜けるか。そのきっかけになりそうなのが、今夜(10月2日・金曜)21時30分(日本時間)の米雇用統計(9月分)です。市場では、8月分より雇用の伸びが鈍るという予想が中心です。
雇用統計が大事なのは、米国の金利を左右するからです。米10年債利回り(米国の長期金利の代表。上がると、利息を生まないビットコインには逆風になりやすい)は、まだ5%台にいます。
| 日付 | 米10年債利回り |
|---|---|
| 9月30日 | 5.29%(この1年で最も高い終値) |
| 10月1日 | 5.24% |
10月1日は少し下がりましたが、5%は割っていません。ビットコインが上がったのに、金利の逆風はまだ残っている。これが「このまま9万ドル」と言い切れない一番の理由です。
| 今夜の結果 | 起きやすいこと | 見る価格 |
|---|---|---|
| 雇用が予想より弱い | 雇用が予想より弱い → 追加利上げ観測が後退 → 長期金利が下がりやすい | 87,500ドルを終値で越えられるか |
| 雇用が予想より強い | 利上げの見方が戻る→長期金利が上がりやすい | 82,300ドルの床を守れるか |
指標の直後に大口がどちらへ動くのかは、凄腕ニキ通知Botで追っています。値段が動いた理由を、あとからではなくその場で確かめるための道具です。

ウォール街アナリスト
40代男性
投資初心者は「雇用統計が良い=景気が強い=ビットコインも上がる」と考えがちですが、今回は逆になる可能性があります。
雇用が予想より強ければ「FRBはまだ金利を上げられる」と見られ、米金利やドルが上昇し、BTCには逆風。反対に弱ければ、追加利上げへの警戒が後退し、BTCには追い風になりやすいです。
つまり今夜見るべきは、雇用者数そのものより「発表後に米金利が上がったか、下がったか」。これを見ると、BTCが87,500ドル→90,000ドルへ進める相場なのか判断しやすくなります。
発表直後は上下に大きく振れやすい時間帯です。レバレッジをかけている人ほど、振り落とされない準備が先です。荒い値動きでレバレッジがどう効くのかは、こちらで整理しています👇
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まとめ——床の82,300ドルと、今夜の金利を並べて見る
- 82,300ドルは終値で見る。11日連続で守っている床を割らない限り、上目線を保つ。
- 上値は87,500ドル→90,000ドルの順番で見る。年初の水準を終値で越えるのが、9万ドルへの合図。
- 今夜の雇用統計と米10年債の5%を見る。金利が5%を割り込めば、上への追い風がそろいやすい。
11日かけて固めた床から、上へ抜けるのか。答えのヒントは今夜21時30分の雇用統計で見えてきそうなので要チェックです😉☝️
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重要な投資リスク警告
本記事は情報提供を目的としており、特定の暗号通貨の購入や投資を推奨するものではありません。
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必ず信頼できる情報源を元にし、自分自身で十分なリサーチを行いましょう。
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