「えっ、これだけ売られてるのに、なんでビットコイン上がってるの…?」
こんな疑問を感じた人は、今日の記事でモヤモヤがスッキリするかもしれません。
今週、ビットコイン市場では過去でもっとも強い“売り圧力”が観測されました。でも、価格はなんと11万7000ドルにまで上昇。いったい何が起きているのか?オンチェーン分析の基本をやさしく解説していきます。

本記事で分かること
- 売り圧が強いのに価格が上がる理由
- 今が買い場じゃないテクニカル根拠
- 初心者が陥りやすい投資の落とし穴
今週は“超・売り圧”なのに価格が上がってる異常な状況
まず、今日使うのはCryptoQuantが提供している「Net Taker Volume(週次)」というチャート。
名前はちょっと難しそうに聞こえますが、見るべきポイントは超シンプルです☝️
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緑のバー:買いの勢い(=買い圧力)
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赤のバー:売りの勢い(=売り圧力)
つまりこのグラフは「今、買いが強いのか?売りが強いのか?」を一目で可視化したものです。
2025年7月末時点のデータでは、Net Taker Volumeが「-2,793B」と表示されています。
これは、過去の中でもっとも強い売り圧力の上位7%に入るレベル。普通なら暴落しててもおかしくない水準です。
でも現実は逆で、ビットコインの価格は【117,000ドル】まで上昇しています。
この「売りが強いのに、価格が上がってる」という現象は、どう考えても“買い手がめちゃくちゃ強い”ことの証拠です✍️

ポイント
こういう状態のことを、プロの間では「売り圧力を吸収しながら上げている」と言ったりします。
投資の世界では「需給」がすべて。売りたい人よりも買いたい人が多ければ、価格は上がります。
今週のNet Taker Volumeは、その“力関係”が明らかに「買いが優勢」であることを教えてくれています。
これは非常にポジティブなシグナルです。
【テクニカル解説】ビットコインはレンジ上限に到達中!今は“押し目待ち”がベストな理由
このチャートは、ビットコインの1日足で描かれた最新の相場状況を示しています。見慣れない線がたくさんありますが、注目すべきポイントをわかりやすく絞って解説します💡
① 黄色のチャネルラインが今の“相場の壁”
まず一番大事なポイントは、黄色で描かれた上昇チャネルです。
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上の黄色線 → レジスタンス(=上値の壁)
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下の黄色線 → サポート(=下値の支え)
現在の価格はチャネル上限付近(118,000〜123,000ドル)に到達しており、「買いが一服しやすいエリア」に位置しています🚬
ここを一気に抜けるには、強いファンダ材料や大量の買いが必要。なので、ここで買い向かうのはややリスクが高いポイントです。
② ボリンジャーバンドが“拡大中”=値動きが激しくなりやすい
チャート上のグレーの帯(ボリンジャーバンド)にも注目。
今はバンドが広がっていて、これは「相場の変動が大きくなっている」ことを示します。いわゆるボラティリティの拡大期です。
上にブレイクするか、下に調整が入るか、値動きの幅が大きくなる傾向があります。
③ EMA(移動平均線)はすべて上向き=中長期では強気継続
白、赤、青など複数の移動平均線がチャート上に表示されています。
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すべての線が上向き
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ローソク足がすべての移動平均線より上にある
この構図は、テクニカル的には中長期で強気(上昇トレンド)が続いている証拠です。
④ 金ちゃんの結論:今は“高値圏”新規買いはリスキー
価格は今、上昇チャネルの上限で止まっており、短期的には調整が入る可能性が高いタイミングです。
初心者がここで買うのは危険ゾーン。
その理由を次で深掘りして解説します✍️
ごめん、バブルは来ます。異論は認めない。
このポスト保存して外したらフルボッコに殴ってくれていい。 pic.twitter.com/vWUIexwNpJ— 🇺🇸暗号資産女子の金ちゃん🗽 (@暗号資産女子の金ちゃん) March 14, 2025
「どうせ160万ドル行くなら、今買っても遅くないですよね?」←この考え方が危ない理由
仮想通貨コミュニティではよくこんなコメントを見かけます。
「ビットコインが最終的に160万ドル(≒2億円)になるなら、今の10万ドル台で買っても全然OKじゃないですか?」
この気持ち、めちゃくちゃ分かります。
長期目線で見れば“上がるなら今買ったほうが得”というのは、ある意味で「正論」です。
でも、その考え方だけで飛び込むのは本当に危険なんです。
プロが見ているのは「価格」よりも「位置とタイミング」
まず前提として、プロの投資家は“最終ゴールの価格”よりも、
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今が「安い位置」なのか
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これから「買いが入りやすい局面」なのか
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市場参加者が「どんな心理状態」なのか
という“今この瞬間の力関係”を見て判断しています。
たとえば今のビットコインは、チャート的には【上昇チャネルの上限】という「売られやすい位置」にいます。
つまり、今買うというのは、
「満員電車の一番奥に無理やり飛び乗る」
ようなもので、もう次の駅で押し出されるリスクがある。

安易に入った人は「握力」が弱い=ちょっと下がったらすぐ損切り
「長期で見るから大丈夫」と言っていた人が、実際に5%・10%下がるとどうなるか?
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「あれ?話が違う…」
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「やばい…もっと下がるかも」
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「一旦逃げよう…」
となって、結局“高値掴み → 損切り”で終わってしまうパターンが非常に多いんです。
なぜなら、根拠が「価格が上がるという期待」しかないから。
期待だけで入ると、ちょっとした下落やノイズですぐに自信を失い、相場に振り回されます。
結論:「160万ドル」になるのと「そこで利益を得られる」は別物
もう一度、冷静に考えてみてください。
ビットコインが160万ドルになるとしても、
その前にあなたのポジションがロスカットされていたら意味がないんです。
大事なのは「いつ買ったか」ではなく、「どんな心構えと戦略で買ったか」。
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押し目を待つ
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資金を分散する
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短期の下落に動じない根拠を持つ
こうした“戦える状態”で買わないと、たとえ正しい未来を見ていても、その未来まで辿り着けないんです。
ポイント
投資は戦争なので、敵よりも負けない優れた武器で戦っていく必要があります。またその武器は時間が経てば錆びていくもの…常に最新情報に脳内をアップデートし、時代に追いついていくスピードも必要不可欠です!あなたにはその準備が整っていますか?

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まとめ:相場は「買った瞬間」から勝負が始まる
ビットコインがどれだけ将来有望でも、今どんな位置にいて、どんな心理で買うか次第で、結果は180度変わります。
「上がるから買う」だけでは足りません。
必要なのは、自分で判断できる“武器”と“準備”。
そしてそれは、特別な才能や経験がなくても身につけられます。
金ちゃんの各SNSでは、今回のようなリアルな相場分析をはじめ、
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初心者でも読めるオンチェーン解説
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