本記事はテクニカル分析シリーズ「RSI編」。RSIの基本から“勝てる使い方”まで、FXトレーダーが知らないと損する実践テクを解説。

本記事で分かること
- RSIの基本的な意味と使い方が、初心者でもスッと理解できる!
- トレンド・レンジ・ダイバージェンスなど、実戦で使える応用パターンが身につく!
- RSIを“使いこなす”ための思考法と注意点が、上級者目線で学べる!
🎯 RSIとは?FXで生き残るために知っておきたい基礎知識
初心者から上級者まで使える”実践マニュアル”シリーズ。初回はテクニカル分析の基本指標、RSI編です。
RSIとは何か?どう使うのか?
相場の「買われすぎ」「売られすぎ」を見極めるテクニカル指標として、多くのFXトレーダーに使われているのがRSI(相対力指数)です。
この記事では、RSIの意味・基本的な使い方から、設定方法や応用パターンまでをわかりやすく解説していきます。
「とりあえず30で買って、70で売っとけばいいんでしょ?」って人、要注意。
その思い込み、勝率を下げてるかもしれませんよ?

RSI(相対力指数)とは何か?
RSI(Relative Strength Index)は、テクニカル分析の中でも基本中の基本。
相場が「買われすぎ」か「売られすぎ」かを、数値で判断できる超便利な指標です。
簡単に言うと、「今って上がりすぎ?下がりすぎ?」を教えてくれる道具。
しかも、見方はめっちゃシンプル。だからこそ、初心者の最初の武器としても超優秀なんです。

RSIの計算式と70・30の意味
RSIの数値は0〜100の間で動いていて、目安となるのがこの2つのライン
RSIが70以上 → 買われすぎ(下げの兆し?)
RSIが30以下 → 売られすぎ(反発くるかも?)
みんなが意識してるラインだからこそ、反転タイミングの“合図”にもなりやすい。
ちなみに計算式はこれ↓
RSI = 100 - [100 ÷ (1 + 平均上昇幅 ÷ 平均下落幅)]
ぶっちゃけ、計算はツールに任せてOK。
でも「なぜこの数字が出るのか?」をなんとなくでも知っておくだけで、RSIの見え方が全然変わってきます。

-
-
必見【テクニカル分析】FX資金管理の基本|2%ルールで生き残るトレーダーになる方法
“勝てる手法”を探す前に 必ず知っておくべきこと☝️ FXで本当に生き残れる人は 手法よりも先に「資金管理」を極めています。 この記事では退場を防ぐ2%ルールの考え方と具体 ...
続きを見る
🐣 FX初心者向け|RSIの基本的な使い方と注意点
※キーワード:RSI 使い方, RSI 初心者, RSI 基本
RSIの使い方|30以下で買い、70以上で売りは正しいのか?
確かに「RSIが30以下=買い」「RSIが70以上=売り」というのは定番ルール。
でも実際の相場で、このルールだけを鵜呑みにして勝てるほど甘くないのが現実です。
誤解を恐れずに言うと、RSIは逆張り向きの指標。だからこそ、トレンド相場で使うとあっさりやられることも。
たとえば、強い上昇トレンド中はRSIが70を超えても価格がどんどん伸びていくし、下降トレンドでは30以下でも落ち続ける…なんてのはザラ。
じゃあどう使うのが正解か?
- レンジ相場でこそ、RSIの威力は最大化する
→ 上下の振れ幅がはっきりしているときは、RSIがきれいに反転を示してくれる - “RSIが反転し始めたら”がエントリーポイントのヒント
→ 単純に「30を割った」ではなく、「30を割ってから上向きになった」ことに注目すべき - ローソク足・サポレジ・他指標と合わせて初めて“武器”になる
→ RSI単体はあくまで目安。他の要素と“合致”したときに信頼性が跳ね上がる

RSIの設定期間|14日が定番だけど、本当に最適?
RSIって「14日設定」が定番になってるけど……正直、それだけが正解じゃない。
むしろ自分のトレードスタイルに合ってない設定を使ってると、せっかくのRSIも“外れ指標”になります。
ざっくり言うと、こう👇
短期(5日など)
→ スキャルピングや超短期トレード向き。反応は早いけど、ダマシも増える。
中期(14日)
→ 一般的なスイングトレードに最適。迷ったらまずはコレ。
長期(21日以上)
→ デイトレ〜ポジショントレードで使うならこっち。シグナルは安定するが反応は遅め。
大事なのは、自分のポジション保有時間と設定する機関が合っているかどうか。
「他の人が14日って言ってたから」とか「有名トレーダーがこうしてるから」って理由で固定しないこと。
設定する期間に、妥当性と理屈を用意することが大切です。(例:1時間足を見ているから、半日のRSIを見たい→期間12に設定する)

初心者がやりがちなRSIの使い方ミス3つ
RSIってシンプルだからこそ、「わかったつもり」で使ってしまいがち。
でもその“なんとなく使い”が、負けトレードの温床になってるんです。
ここでは、特に初心者がやりがちな3つのミスを紹介します👇
❌ ① 数値だけで即エントリーしてしまう
RSIが30を下回った → 買い!
RSIが70を超えた → 売り!
……って、早すぎ。
RSIの“反転”を確認してから入るのが鉄則。
その数値になったからといって、すぐに相場がひっくり返るわけじゃないです。
❌ ② トレンド相場でも逆張りしようとする
RSIは逆張り系の指標としてよく知られています。だから、トレンドが強いときに”逆張り指標”として使うと逆にやられます。
上昇トレンドで70を超えても、そのまま爆上げなんてよくある話。
ちゃんと「今はトレンドか?レンジか?」を見極めてから使おう。
❌ ③ 設定期間を変えたことがない
デフォルトの14日設定のまま、思考停止で使ってませんか?
短期トレードなら短めに、長期トレードなら長めに。
RSIに限らずですが、インジケーターの多くは“自分の時間軸に合わせて調整してこそ真価を発揮する”ものです。

-
-
必見【暴落】知っておくべき!2025年ビットコインは160万ドルになる〜プロが教える爆上げ予測
ドル崩壊×債務バブルの先に来る「ビットコイン160万ドル」の世界ー 2025年、米国の金融システムは歴史的転換点を迎えるかもしれません。レイ・ダリオの警告とチャート分析をもとに、ビットコインが160万 ...
続きを見る
🐤 中級者向け|RSIを応用して勝率を高めるテクニック
RSIの“基本ルール”はもう理解できましたよね。
でも、勝ってる人たちはそこから一歩踏み込んだ“応用の使い方”をしています。
この章では、そんなさらに勝率を上げたい中級者に向けたRSI活用術を解説していきます。
RSIダイバージェンスの見抜き方
RSIダイバージェンスとは、価格の動きとRSIの動きが逆方向になる現象のこと。
これ、実は“トレンドの終わり”を示唆する重要サインです。
- 価格が高値更新してるのに、RSIは高値切り下げ
→ 上昇の勢いが落ちてるサイン(=売りシグナル)
- 価格が安値更新してるのに、RSIは安値切り上げ
→ 下落の勢いが弱まってるサイン(=買いシグナル)
こういう“ズレ”を見つけたら、チャンス到来。
ただし、すぐに飛び乗らず、チャート形状やローソク足の確定を待ってからエントリーするのがコツ。

トレンド相場でのRSIの活用法
「RSIは逆張りの指標」――たしかに教科書的にはそう書いてあります。
でも、いつまでもそのレベルにとどまってたら、RSIで“本当に勝てる”ようにはなれません。
逆張りだけじゃない。RSIは“トレンドを読む道具”としても超優秀なんです。
実はTradingViewなどでは、RSIに移動平均線(MA)を重ねて表示することが可能。
この黄色いラインが、RSIの流れ=地盤の強さを視覚的に示してくれます。
たとえば、RSIのMAがずっと50以上で推移している=上昇トレンド継続中の合図。
RSIの状態を見れば、トレンドの地盤がどれだけ強固か判断できるんです。
じゃあ、その地盤を見極めたうえで狙うのはココ👇
- 上昇トレンド中 → RSIが一度押してから再上昇(押し目買いポイント)
- 下降トレンド中 → RSIが一度戻してから再下落(戻り売りポイント)
この「一度沈んでから再上昇するタイミング」は、
トレンドフォローのエントリーにおけるゴールデンタイミング。
逆張り指標として使いつつ、トレンド判断にも使えるRSI。
この視点を持つことで、RSIはただの過熱感チェックから――
「トレンドフォロー+押し目買い・戻り売り」指標に進化します。
トレンドを読みつつ逆張りを仕掛ける。
それってまさに、押し目買い・戻り売りの本質そのものですよね。
この考え方があるだけで、
ただの数値チェックだったRSIが、あなたのトレード戦略の“心臓”になります。

RSIと他のインジケーターを組み合わせる方法
RSI単体でのシグナルもいいけど、複数のインジケーターを組み合わせると精度がさらに向上します。
おすすめの組み合わせはこれ👇
RSI × 移動平均線(MA)
→ トレンドの方向感はMAで、タイミングはRSIで見る
RSI × MACD
→ トレンドの強さや転換ポイントをMACDでチェック
→ RSIで“エントリーの最終判断”
RSI × ボリンジャーバンド
→ バンドの端+RSIが過熱=反転タイミングとして精度◎
ポイントは、役割の違う指標を組み合わせること。
同じようなインジケーターばかり重ねても、意味ないです。

-
-
必見【2025年最新版】300%暴騰!?AI仮想通貨おすすめ5選|買い方と将来性も徹底解説!
AI×ブロックチェーンというテーマが、2025年の仮想通貨市場の“本命”になる──。 その中でも注目を集めているのが、Render Network(RNDR)とFetch.ai(FET)の2銘柄です。 ...
続きを見る
🦅 上級者向け|RSIで相場の裏を読む分析法
※キーワード:RSI 上級者, RSI 相場分析, RSI 精度
ヒドゥンダイバージェンスとは?
RSIダイバージェンスには、実はもうひとつ種類があります。
それが「ヒドゥンダイバージェンス(隠れた逆行現象)」
これ、知ってるだけでトレードの質が1段階アップする武器。
価格とRSIの動きが表面的には一致してるようで、裏では矛盾してるという“隠れた継続サイン”です。
---
具体的には👇
上昇トレンド中に安値が切り上がってるが、RSIは安値が切り下がってる
→ トレンド継続のサイン(押し目買いポイント)
下降トレンド中に高値が切り下がってるが、RSIは高値が切り上がってる
→ トレンド継続のサイン(戻り売りポイント)
ダイバージェンスは「転換の兆し」なのに対し、
ヒドゥンダイバージェンスは“継続の確認”です。
図は上昇トレンド時のヒドゥンダイバージェンスです。
価格の安値が切り上げてるのに対し、RSIの安値は切り下げています。
通常のダイバージェンスとの違いに注意!

RSIで見るエントリーとイグジットの判断基準
RSIは「エントリーのタイミング」だけじゃなく、利確や撤退の判断にも使えます。
たとえば:
- エントリー時にRSIが30から反転し始めたら買い、
→ そして70手前で反応が鈍ったら利確検討
- トレンド相場なら押し目買い後、RSIが再上昇して鈍化したら利確検討
エントリーもイグジットも、「数字を見る」じゃなく“動きの勢いを見る”のがポイント。

-
-
必見【仮想通貨バブル】2025年、爆上げ銘柄5選を徹底分析!○○コインの勝ちパターンとは?
2025年、仮想通貨は“第3のバブル”に突入する可能性があります。この記事では、ビットコイン・リップル・ソラナ・シバ犬・バイナンスコインの相場を徹底分析し、「今どれを仕込むべきか?」「次に跳ねるのはど ...
続きを見る
まとめ|RSIは“道具”であって“答え”ではない
RSIは、シンプルなのに奥が深い。
そして「どう見るか」で、勝率もトレードの質もまるで変わってくる。
- 初心者なら「30・70ラインの意味と使い方」を
- 中級者なら「トレンドに乗る戦略」を
- 上級者なら「裏側(ヒドゥンダイバージェンス)を読み取る力」を
この一記事で、RSIの“表と裏”の両方がわかるようになっていればOK。
今回のテーマは、テクニカル分析シリーズ「RSI編」。
ここまでじっくり読んでくれたあなたなら、“RSIはただの逆張り指標じゃない”ってもう気づいたはずです。
今後もMACDやボリンジャーバンドなど、他のテクニカル指標も掘り下げていく予定なので、ぜひお楽しみに。
知識は武器。戦略は力。
そして、それを“どう使うか”で、勝てるかどうかが決まります。
招待コード:kimchan
最新情報は各SNSでも発信中! フォローしてお得なチャンスを逃さないでね