今回はビットコインの急落、XRP ETFの承認競争、そしてテック大手の動きが絡み合う複雑なシナリオの背景に見え隠れする政治と経済の影響を、最新のニュースを交えながら初心者にでも分かりやすく解説していきます!✍️是非最後までお読みください😊
21シェアーズが「XRP ETF」申請!狙いは仮想通貨市場への一大インパクト?
仮想通貨市場の拡大に欠かせない動きとして、資産運用会社「21シェアーズ」がXRP(リップル)ETFの申請に踏み切りました❗️
これ、何がすごいかというと、XRPを直接買わずにリップルの値動きに間接的に投資できるという点なんです。つまり、株式投資感覚で仮想通貨市場に参加できる「ETF(上場投資信託)」という商品です💡
また、ビットコインのETFが今年承認されたことで他の仮想通貨も注目されており、続々と新しいETFが申請されています。ですが、今後の米大統領選の結果次第で仮想通貨に対する政策が変わるかもしれないので、今後の展開から目が離せません!
もしこのETFが承認されれば、従来の株式投資家がリップル市場に簡単に足を踏み入れられるようになります💡
XRPの相場分析ーXRP週足ー
XRPは2023年11月の1年前から価格変動がなく現状維持を保っています✍️
ビットコインの一年前からの価格上昇比率が+144%なのに対し、XRPの価格上昇パフォーマンスは非常に乏しい物です😮
XRPの価格が上昇するにはまずはETFの承認の影響など高ファンダメンタルズのバックアップや、裁判への影響が不可避になります👀
👉:合わせて読みたい【仮想通貨】Bybitの口座開設方法〜初心者〜
仮想通貨XRPの裁判
米国証券取引委員会(SEC)とリップル社の間で進行中の裁判は、仮想通貨XRPの法的地位を巡る重要なケースとして注目されています。この裁判は、2020年にSECがリップル社を提訴したことから始まり、XRPが有価証券に該当するかどうかが争点となっています✍️
裁判の経緯と判決
2023年7月、ニューヨーク南地区連邦地方裁判所は、リップル社による機関投資家向けのXRP販売が証券取引法に違反していると認定しましたが、一般投資家向けの販売については違反していないと判断しました。この判決は、XRP自体が有価証券ではないという重要なポイントを含んでおり、業界全体に影響を与える可能性があります😮
SECの控訴
2024年10月2日、SECはこの判決に対して控訴しました。SECは、連邦地裁の判決が「数十年にわたる最高裁の判例と証券取引法に抵触するものである」と主張しています。この控訴は、リップル社に対する1億2500万ドルの罰金が科された判決に対するもので、SECが求めた20億ドルには及ばないものでした。
ハリス氏の勝率アップが市場に影響!選挙不正疑惑や投資家の「ヘッジ」が加熱中
2024年の米大統領選が迫る中、カマラ・ハリス氏の勝率が上がってきたことで、投資家たちがザワついています。
トランプの選挙不正疑惑もあって、市場全体が過熱している様子です✍️
そのため予測市場ではハリス氏の勝率が上昇傾向にあります。
Polymarketという予測市場では、ハリス氏が当選する確率がここ数日で33%から39%にアップしました。
一方でトランプ氏は61%に低下しています📉
しかもハリス氏に1万ドル(約153万円)賭けると、当選すれば2万5千ドル(約382万5千円)になる仕組みなんです。だから投資家たちは「勝った時のための備え」を始めているんです。
Polymarketは、ユーザーが暗号通貨を使用して現実のイベントの結果に賭けることができる分散型予測市場プラットフォームです。2020年に設立され、Ethereumブロックチェーン上で動作しています。ユーザーは、特定の出来事が発生するかどうかを「はい」または「いいえ」で予測し、その予測が的中すると報酬を得る仕組みです。このプラットフォームでは、政治選挙やスポーツイベントなど、さまざまな時事問題に対して賭けを行うことができます。
この動きは、ハリス氏やトランプ氏の勝率が上がったり下がったりするたびに市場に反映されているんですね。
ビットコインが急落!過去最高値から急ブレーキの理由は?
10月29日にビットコインは73,624ドルまで上昇し、年初からの値上がりを見せていましたが、その後なんと3日連続で下落し、68,800ドルまで値を下げました。この下落の背景には、米国株式市場の不安定さが影響しています。特に、ナスダックの大幅な下落がビットコインにも波及したんです。
10月下旬から11月初めまで各大手企業の決算やFOMC、大統領選挙など大イベントが集結しています😮
特に注目なのは、今が米国の企業決算シーズンであり、テクノロジー企業の業績が予想よりも振るわない可能性が出てきている点。AI関連や半導体銘柄への懸念も広がり、さらにアメリカ大統領選や中東情勢の不安定さが投資家の「リスクを避ける」動きを強めています✍️
こうしてビットコインもリスク資産として売られてしまったわけです。
こうしてビットコインが株式市場や政治の動きに反応するのは、まだ「リスク資産」として見られているからこそ。今後ビットコインがリスクの回避策としてどう捉えられるかに注目するべきです。
トランプ vs. ハリスの接戦がビットコインにも波及?選挙が引き起こす意外な影響
米大統領選が間近に迫る中、トランプ氏とハリス氏の接戦が続いています🇺🇸
Polymarketという予測市場のデータによると、トランプ氏の勝率は60%以上でリードしていますが、世論調査ではハリス氏が優勢とも伝えられています。この不透明な情勢が仮想通貨市場にも影響を及ぼしています。
さらに「ウォッシュトレーディング」という、取引量を操作して価格を動かそうとする疑惑も浮上。Polymarketでの取引の3分の1がこうした取引に該当する可能性があると指摘されています。これが暗号市場にも影響するかもと見られ、今後も注目です。
ウォッシュトレーディングとは、同じ資産を同時に売買することで、取引量を偽装し、市場が活発であるかのように見せかける行為です。この手法は、他の投資家を誤解させて市場に参加させることを目的としています。ウォッシュトレードは多くの国で違法とされており、市場の健全性を損なうため、厳しい規制が設けられています
JPモルガンのアナリストは、もしトランプ氏が勝利すればビットコインが上昇する可能性があると予測。仮想通貨市場は今や、単に選挙結果を反映するだけでなく、選挙結果がどれほど仮想通貨に影響を与えるかを見極める「予測装置」のような役割を果たしているかもしれません。
マグニフィセント・セブンの決算発表、選挙、そしてビットコインの未来!
マグニフィセント・セブンは、米国の大型テック企業の総称で、Alphabet(グーグル)、Amazon、Apple、Meta(旧Facebook)、Microsoftなどの企業を指します。今週はこれらの企業が決算発表をしていて、米国株式市場の注目が集まっているんです✍️
今週の米国株式市場は、来週の2024年米大統領選や11月のFOMC(連邦公開市場委員会)を前に、先行きが見えない不安定な動きが続いています。特に「マグニフィセント・セブン」と呼ばれるテック大手の決算発表が相次ぎ、その結果が株式市場や仮想通貨市場にも大きな影響を与えています😳💦
2024年11月のFOMC(連邦公開市場委員会)は、11月6日(水)と11月7日(木)の2日間にわたって開催されます。政策金利の発表は、11月7日の午後2時に行われる予定で、アメリカ大統領選挙も11月5日に行われることから、来週の各金融相場は大荒れになる見通しです。
マグにフィセント7の発表を受けて市場の反応は
マイクロソフト とメタ・プラットフォームズ が、人工知能(AI)への投資に多額の資金がかかっていることを発表しました!
このため、利益が減るのではないかという懸念が広がっています。両社とも前日の市場終了後に決算を発表し、利益は市場の予想を上回りましたが、投資コストの増加が嫌気され、株価は下落しました。メタは4.1%下がり、マイクロソフトも6%下落しました。
また、同日にはアマゾンとアップル が市場終了後に決算を発表しました。アマゾンはクラウドサービス事業が好調で、売上高が予想を上回り、アップルもiPhoneの販売が好調で売上高と利益が予想を上回りました。
29日に決算を発表したアルファベット (GOOGL) も株価が1.9%下がりました。
BMOファミリーオフィスの最高投資責任者(CIO)、キャロル・シュライフ氏は、
「超大型テック企業『マグニフィセント・セブン』のうち3社が、AI投資に予算制限を設けずに投資していると表明しました。これを受けて投資家は不安を抱いています」
とコメントしています✍️
Yahooファイナンスの市場データ編集者ジャレッド・ブリクリー氏
Yahooファイナンスのジャレッド・ブリークリー氏は11月2日に投稿した記事で、
ここ数回の米大統領選では、選挙後にビットコインが大きく上昇する傾向があり、今回もその期待が高まっている。
と発言。また、
選挙前の市場変動(ボラティリティ)が米国債利回りやビットコインの70,000ドル突破にどう影響するかを解説しました。選挙結果がビットコインなど暗号資産にどう影響するか、投資家たちも固唾をのんで見守っています🤝
ジャレッド・ブリークリー氏解説全文
来週の米大統領選を控え、今週の株式市場は上昇して週末を迎えました。Yahooファイナンスのジャレッド・ブリクリー氏が、今週の注目ポイントを振り返ります。
1. マグニフィセント・セブン(巨大テック企業)の動向 ジャレッド:まず「マグニフィセント・セブン」についてですが、今週も大きな動きが見られましたね。これらの巨大テック企業(アルファベット、アマゾン、アップル、メタ、マイクロソフトなど)は、決算発表に伴い個々の動きにばらつきがありました。例えば、Appleはレンジの上限から売り圧力で下げに転じ、Microsoftも同様に下落してサポートラインに向かう展開です。一方で、Alphabetは好決算で上昇したものの、その後再度調整に入りましたが、過去のブレイクアウトレベルでサポートを維持しています。Amazonも大きく上昇しながらも、依然としてボラタイルな動きを続けています。 加えて、これらの企業に加えてビットコインも含めた全体のマーケットキャップ(時価総額)を比較すると、10大企業の時価総額が市場全体の37%を占め、これは1999年のドットコムバブル時以上の集中度です。 2. 選挙前の緊張感とボラティリティの変化 次に「選挙による緊張感」について話しましょう。VIX指数(恐怖指数)はここ数ヶ月で低水準でしたが、最近、予測ボラティリティが上昇し始めています。VIXは今後の市場の不安定さを示す指数であり、特にオプション市場での期待される変動を反映しています。ここ数日の上昇は、今後の不安定な動きを市場が織り込んでいる兆しと言えるでしょう。 加えて、10年米国債の利回りも新たな高値に達しており、債券市場でのボラティリティがリスク市場(株式や仮想通貨)に波及する可能性が考えられます。これは選挙の直前だけでなく、その後の展開にも影響を与えそうです。 3. ビットコインの後退と今後の見通し 最後にビットコインの動向についてです。ビットコインは週末にかけて高値から調整局面に入っています。2ヶ月チャートを見ると、記録的な高値をつけた後、抵抗レベルで足踏みしています。選挙前の今は、このパターンの中で再び大きく動く可能性もあります。 ここ数回の米大統領選では、選挙後にビットコインが大きく上昇する傾向があり、今回もその期待が高まっています。現在のコンソリデーション(価格の揉み合い)が続いた後、過去のように上昇トレンドに入る場合、10万ドルから12万5千ドルが視野に入るかもしれませんが、これには重要な抵抗レベルを突破する必要があります。
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🔗:11月2日(土)Mag 7 の収益、選挙のボラティリティ、ビットコイン: 市場のポイントを解説するJared Blikre
🔗:ジャレッド・ブリークリー氏のX
まとめ
来週以降は年に数回あるかないかレベルの大荒れ相場になる見通し。
攻めと守りの戦略をしっかり持って、自分の資産を守り築いていく武器を持つべきかもしれません❗️
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