今回は未来のゲーム市場とその中心に位置する「メタバース」の魅力に迫りたいと思います。メタバースは単なるゲームの枠を超え、私たちの生活や経済、そして社会全体を大きく変えようとしています。この新しいデジタル世界がどのように進化しているのか、そしてその中でどんな可能性が広がっているのかを、具体的な数字と共にご紹介します。
メタバースとは?
メタバースについてよく知らない方はまずはこちらの記事を読んでみてね❗️✍️
【メタバース】世界を変える
子供達の遊び場はVRゲームの中へ
まず、メタバースが子供たちの遊び方をどのように変えているのか見てみましょう👀
2021年のデータによると、ロブロックスやフォートナイトといったメタバース関連のプラットフォームを利用するユーザー数は世界で数億人に達しています。ロブロックスだけでも、月間アクティブユーザー数は2億人を超え、その多くが10代の若者たちです。
これらの子供たちは、単にゲームをするだけでなく、メタバース内で独自のゲームやコンテンツを作り出し、それを他のユーザーと共有しています。
例えば、ロブロックスでは、ユーザーが作成したゲームが日常的に数百万人にプレイされることも珍しくなく、その制作者は 実際に収益を得ることができます。2021年には、 ロブロックスのクリエイターコミュニティ全体で約5億ドル(約550億円) の収益が上がっています。
メタバース内での経済活動
次に、メタバース内での経済活動について話しましょう💡
これが単なるゲームの中の仮想経済ではないことは、以下の数字からも明らかです。
2021年には、メタバース関連のバーチャルグッズの市場規模はおよそ540億ドル(約6兆円)に達しており、これは現実世界でのアパレル市場と肩を並べるほどの規模です。特にNFT(非代替性トークン)の登場により、デジタルアートやバーチャル不動産の取引が活発化しています。例えば、2021年12月、メタバースプラットフォーム「Decentraland」で 仮想土地が約240万ドル(約2億7千万円)で取引されたことが大きな話題となりました。
また、企業もメタバース内での活動に本腰を入れ始めています。バーチャルなオフィスや店舗が続々と登場し、メタバース内での商取引が新たなビジネスチャンスとして注目を集めています。バーチャルオフィス市場は、2022年から2028年までに年平均20%以上の成長が予想されており、企業のリモートワーク戦略において重要な役割を果たすようになると見込まれています。
NFTアートで埋もれた才能が発掘される時代へ
メタバースの魅力の一つとして、ノーリスクで自分の才能を世界に発信できる点が挙げられます。例えば、NFTアートの市場は2021年に激増し、その取引額は約250億ドル(約27兆円)に達しました。これにより、多くのアーティストがデジタル空間で自分の作品を販売し、収益を得ることが可能になりました。
さらに、メタバースでは音楽や映像、さらにはプログラムコードまでが新たなコンテンツとして評価され、これらのコンテンツがバーチャルな通貨やリアルなお金に換えられることも増えています。例えば、アーティストのBeepleが2021年にNFTアートを6930万ドル(約75億円)で売却したことで、この市場の可能性が一気に注目を浴びました。
▶️Beepleとは一体誰?
https://academy.binance.com/ja/articles/who-is-nft-artist-beeple-and-why-is-he-famous
メタバースの中では、実際の資本や物理的な制約なしに、自分の創造力と才能だけで世界中に影響を与えることができます😮✨
これにより、従来のビジネスやクリエイティブ業界では考えられなかったような成功の機会が、誰にでも開かれるようになりました❗️
リアル社会からメタバースへ
このように、メタバースは単なる仮想空間にとどまらず、 リアルな社会そのものが移行しつつあります。
この動きを先取りするように、2021年10月、Facebookはその社名を「Meta」に変更し、メタバースへの本格的な移行を宣言しました。Meta社はメタバース関連技術の開発に 今後10年間で100億ドル(約1兆1千億円)を投資する計画を発表しており、これはインターネットの次の大きなプラットフォームとしてメタバースに賭ける意気込みを示しています☝️
出勤する必要がないバーチャルオフィスの誕生へ
さらに、世界中の企業や政府機関もメタバース内での活動を拡大しつつあります。
企業はバーチャルイベントや会議をメタバース内で開催し、従業員同士のコラボレーションを強化しています。
教育の場もメタバースへ
また、教育機関もメタバース内での授業を開始し、学生たちは仮想教室で学んでいます。
こうした動きが加速する中で、
私たちの 日常生活の一部が完全にメタバースの中で行われる時代がすぐそこに来ています。
メタバースに投資する企業が増加
最後に、メタバースに対する企業や投資家の注目について触れたいと思います✍️
2021年から2022年にかけて、メタバース関連企業への投資額は急増しました。
世界中のベンチャーキャピタルや大手企業は、この新たな市場に数百億ドルを投入しています💵
例えば、アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)は、
2022年に「a16z Crypto Fund 3」というメタバース関連のファンドを45億ドル(約5千億円)で立ち上げ、Web3やメタバースプロジェクトへの投資を本格化しました。
また、MicrosoftやGoogle、Appleといったテクノロジー大手も、
メタバース技術の開発に数十億ドルを投資しており、これからの成長が期待されています。
さらに、メタバース内での土地取引も活発化しており、
2022年にはメタバースプラットフォーム上での土地取引総額が約5億ドル(約550億円)に達したと言われています。
これは、企業や投資家がリアル社会の土地購入から、メタバース内の資産に目を向け始めたことを示す一つの例です。
新時代の幕開けへ
このように、メタバースは私たちの生活や経済における新たなフロンティアとなりつつあります。
ゲーム市場を超えて、リアルな社会がメタバース内に移行し、経済活動が活発化し、 誰もが自分の才能を世界に発信できるこの新しいデジタル空間は、無限の可能性を秘めています。
いかがだったでしょうか?
これからの未来、メタバースはさらに発展し、
私たちの生活の一部としてますます重要な役割を果たしていくでしょう💡
さあ、あなたもこの新しい世界に参加してみませんか?
メタバースの中で、あなたの想像力が新たな可能性を切り開くかもしれません✨
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